女性・市民信用組合設立準備会は、2009年2月から”女性・市民コミュニティバンク”に名称が変更になりました。
WCAの活動
■活動報告  休眠預金等の活用に関する法律案へパブリックコメントを提出しました

  6月19日、休眠預金推進議員連盟が発表した「休眠預金等に係る移管並びに活用に関する法律案」に対し、女性・市民コミュニティバンクとして意見(パブリックコメント)を提出しました。
  女性・市民コミュニティバンクとして、この法案に基本的に賛成する、成立を早めていただきたい、硬直的なものにならないよう法案にある資金分配団体、民間公益活動団体の公募の条件を狭めないでいただきたいこと、を柱としました。

■活動報告  第7回通常総会を開催しました。

  6月20日(土)、新横浜のオルタナティブ生活館2Fオルタリアンで第7回(通算第16回)通常総会を開催しました。当日の出席者は38名。議案は全て承認されました。
総会終了後報告会&茶話会を行い、2014年度融資先のみなさんから、それぞれの事業の紹介と女性・市民コミュニティバンク(WCA)から、融資を受けて良かったこと、これからやりたいこと等を、お茶とお菓子(WCA会員のワーコレ「パンの樹あるれ」のマドレーヌとクッキー)をいただきながらお聞きしました。

第7回総会写真 第7回総会写真 第7回総会写真

■活動報告  韓国のマイクロファイナンス(小額融資・投資)、社会的金融機関の調査に参加しました

2015年8月24日~30日、小関 明治大学准教授の韓国のマイクロファイナンスのソウル市での調査に参加しました。調査したマイクロファイナンス機関は、楽しい組合、社会連帯銀行、(財)ともに働く財団、美しい財団、ミソ(微笑)金融です。
※マイクロファイナンス(略;WF)とは、通常の金融機関からは融資を受けにくい人々を対象とした小口融資・投資制度。◆社会連帯銀行で

  韓国のMF機関の多くは、アジア通貨危機による倒産・失業貧困問題をきっかけに設立されました。韓国政府は信用度の低い市民に直接融資する「政策系庶民金融」を始めましたが、制度が硬直的なため効果があまり見られませんでした。これに対し、市民団体が国民基礎生活保障法制定推進会議を発足させ、法制定させる等の動きをつくり、その動きが市民運動によるMF機関を誕生させています。
  韓国のMF機関は、一般の金融機関では相手にされない個人企業や社会的企業等を対象に、企業や市民からの寄付金、特約付きの政府からの委託費や借入金を原資に融資しています。微笑金融を除き、起業相談、融資、融資後の様々な場面の経営支援がセットで、チャレンジを支援する特徴です。

  ミソ金融機関は市民運動によって2007年に制定された『休眠預金(長期にわたって引出し・預入のない預金)法』によってつくられましたが、政府の関与が強いMF機関です。低所得・低信用の人を対象に、地方ミソ金融やMF機関へ融資するMF機関です。現在、融資条件が厳しくしていること等から、ほとんどのMF機関が利用していませんでした。日本でも、休眠預金活用の制度化を目指すに議員連盟が出来るなどの動きがでてきましたが、硬直的な運営にならないことがポイントだと感じました。(向田記)


■メディア掲載
<記事掲載>
朝日新聞
2012年6月4日朝刊 31面
「55プラス」に、コミュニティカフェ等の社会的事業に低利で融資するNPOバンクのひとつとして私たち女性市民コミュニティバンクが紹介されています。
記事のPDFが開きます

<出版>ご希望の方はお問い合わせください
おカネが変われば世界が変わる
『市民が創るNPOバンク』
2008年度発行book1
「お金で世界を変える30の方法」
(共同執筆 コモンズ) 2007年度発行book1
■講師となりました
<2015年度>

・1/20    韓国ソウル市城北区行政視察団に対し、WCAの活動・事業について向田理事長がお話ししました。

・2/6    (特非)参加型システム研究所主催のかながわコミュニティカレッジ―寄付を求めている・求めたい市民活動団体へのファンドレイジング-で、NPOバンクの資金の集め方、融資申込団体の評価基準、非営利団体の事業性について向田理事長が講義しました。

・3/14    日本NPO学会第17回年次大会パネルセッション「社会的企業への資金提供と休眠預金の活用:韓国の現状から」でスピーカーになりました。

<2014年度>

・4/21    かわさき生活クラブ生協で、21世紀の学校Vision「地域生協リーダー講座」福祉たすけあい基金~「お金」を通じた助け合いの価値~について向田理事長が講演しました。

・5/13    湘南生活クラブ生協 で、Vision地域生協リーダー講座(オープン講座)で女性・市民コミュニティバンクと(公財)かながわ生き活き市民基金の価値について向田理事長が講演しました。

・6/4    神奈川大学(法)自治行政学科小川泰子非常勤講師の講座で学生(2~4年生)へ女性・市民コミュニティバンクと 新しい公共」推進会議の議論を講義しました。

・7/18    明治学院大学国際学部平山恵准教授ゼミ「社会開発論」(主に3年生)学内公開講座のゲストスピーカーとして、市民がつくる社会的金融について向田理事長が講演しました。

・9/4    (特非)ワーカーズ・コレクティブ協会の役員研修で、韓国MF調査「休眠預金、社会的企業、寄付の見える化等」について向田理事長がお話ししました。

<2013年度>

8/10    神奈川ネットワーク運動政治サロンで、「NPOバンクとコミュニティ経済」について向田理事長が講演しました。

9/4    (特非)ワーカーズ・コレクティブ協会役員研修講座で、「コミュニティ経済の拡充と市民事業の展望」について向田理事長が講演しました。

・志あるおカネによるまちづくり―女性・市民コミュニティバンクの実践
6/15 新横浜オルタリアンで行われた港北・つるみ福祉ユニット総会後の記念講演で向田理事長が講演しました。

・女性・市民コミュニティバンクと「「新しい公共」推進会議」
6/12 神奈川大学横浜キャンパスで法学部自治行政学科の2・3年生の授業で向田理事長が講義を行いました。

■委員会・研究会メンバーとして参加しています
環境省民間活動支援室 H25年度持続可能な社会つくりを担う事業型環境NPO・社会的企業支援実証事業企画審査会委員
生活クラブ福祉事業連合 2013年度たすけあい未来ファンド選考委員
■取材・調査の受け入れ

<2014年度>

・8/21      佛教大講師でマイクロクレジット機関の研究者の佐藤順子さんと立命館大専門研究員の角崎洋平さんから取材を受けました。佐藤さんによれば、欧米のマイクロクレジットでは融資先の融資先の成功の指標として「経済的指標」だけでなく「働いている人の豊かさの実感」なども検討されているということです。

・8/31      国際環境NGOA SEED JAPAN エコ貯金プロジェクトの学生向けのイベント「お金の流れを身近に!」のための取材を受けました。

・9/29 札幌学院大学(経)会計ファイナンス学科三好教員と学生の訪問調査を受けました。

・10/3      「信用組合の今後のあり方」を研究テーマとしている札幌学院大の学生の方々の取材を受けました。金融システムだけでなく、人の思いについて学んだ、とのコメントをいただきました。

・10/4      大阪市立大院生の修士論文(都市部での連帯経済)のための取材を受けました。社会人ですが東日本大震災後、一念発起し、大学院に入学し「連帯経済」に共感し研究しています。

・10/30    協同金融研究会2014年度先進業務事例視察団に、WCAの設立趣旨・沿革・制度・融資先等を説明しました。