女性・市民信用組合設立準備会は、2009年2月から”女性・市民コミュニティバンク”に名称が変更になりました。
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WCA  女性・市民コミュニティバンクとは
市民がお金を出し合って
地域の市民事業に融資し
目に見えるお金の流れをつくります
■設立の経緯
 私たちは、銀行や郵便局に預けたお金の使い道にどれほど関心をはらってきたでしょうか。ほとんど公開されていない融資先をたどっていくと、兵器産業や戦争継続のための資金であったり、大規模開発や人権侵害・自然破壊を引き起こしているODAへの融資であったりします。私たちは、こうした事業に反対でも、皮肉にも資金を提供を通じて支援してきたことになります。
 一方、金融機関は、女性たちが行う市民事業については融資の対象から外してきました。市民事業への無理解や、担保となる不動産がない等がその理由でした。そのため、自らの出資金や、周囲の理解ある人々への疑似私募債の発行等でまかなっていました。
 そこで私たちは、市民がお金を出し合い、地域社会が必要としている市民事業等に融資する、非営利・相互扶助の透明性の高い金融機関をつくることにしたのです。
■これまでのあゆみ
96.3 女性・市民バンク設立世話人会を立上げる。
98.1 女性・市民信用組合設立準備会を立上げ、賛同者(会員)、出資金の募集を開始。神奈川 県、国と折衝を開始する。
98.12 信用組合認可取得までに可能な金融として、信組作りと並行して、貸金業登録による出 資金を原資とした市民事業(会員)への融資事業を開始する。
09.2 信用組合設立活動をいったん休止し、非営利・協同による市民金融(NPOバンク)の可 能性を追求していくことにし、名称を女性・市民コミュニティバンクに改称する。
10.10 改正貸金業法改正で義務付けられた指定信用情報機関への加入は除外となる「特定非営利金融法人」となる。
■ミッション
  • 非営利・相互扶助
  • 女性・市民を中心に
  • 透明性を高く(融資先をニュースレター、ホームページで紹介)
  • 市民事業等を支援
  • 地域経済の発展、豊かな地域社会つくりに貢献する。
  • ■女性・市民コミュニティバンクの仕組み
    yusisikumi
    ■概要  (2014年7月末現在)
    ◇加入・出資状況
  • 会員(賛同者)    個人:392人、団体:81団体
  • 出資金    1億1,388万円

  • ◇融資
  • 融資残高    5,691万円
  • これまでの融資の累計 5億6,046万円
  • ■定款・役員

    ■定款
    定款PDFファイルをご覧ください

    ■役員
    理事
    向田映子(理事長)
    瀬下章子(副理事長)
    有賀恵子
    一色節子
    荻原妙子
    落合純子
    木村真紀子
    佐々木由美子
    藤井あや子
    藤田ほのみ

    監事
    林田亜希子
    宮武恵理子